テストにもっともっと書き込みをさせよう

熊本の椿原正和氏は、「新学テ国語の授業改善セミナー神奈川講演会」において、正答率が低い国語B問題にたくさんの「書き込み」をするよう指示していました。 ・丸で囲む
・線で結ぶ
です。

国語、算数、理科、社会、そして他の教科も含めて、小学校の場合、国語テストだけが異質です。
それは、国語以外のテストの場合、問題がある狭い範囲に書かれているのです。
ぱっと見て分かります。

しかし、国語のテストの場合、本文がズラッと書かれているのが一般的です。
ぱっと見てわかる量ではありません。

国語のテストでは、問題文を読み、その問題文から問いに答えるための「キーワード」や「キーセンテンス」を見つけて、本文に答えを探していきます。… 続きを読む

「これは何個ですか?」と問われたら、「3個です。」と答えます。

「これはいくつですか?」と問われたら、「3つです。」と答えます。
「3個です。」と答えてはいけません。
問に正対させる答え方をさせることで、「答えの条件」を学ばせていきます。

「これはいくつですか?」と問われたら、「3つです。」と答えます。
「これは何個ですか?」と問われたら、「3個です。」と答えます。
これは、小学校における答え方の初歩です。

このことを、熊本の椿原正和氏は「新学テ国語の授業改善セミナー神奈川講演会」において強調されていました。

何を問われているのか。
答えの条件は何か。
このことを理解して正対しなければ、テストにおいて正しい答を出すことはできません。… 続きを読む

「具体的に」という「条件」

今日も、熊本の椿原正和氏の「新学テ国語の授業改善セミナー神奈川講演会」で学んだ「条件にそう答え方」について話題にしていきます。

それは、「具体的に」という「条件」です。

椿原氏が、例としてあげたのは、この問題です。

昭和27年度全国学力・学習状況調査解説資料 中学校国語
? 調査問題の解説
B 主として活用に関する問題
2 … 続きを読む