誉めることで子供を伸ばす。これが鉄則です。
ただ、誉めることでも、様々な層やバリエーションがあることを知っておくとよいと思います。
教育トークライン(学芸みらい社)という教育雑誌があります。
そこには、毎月、特別付録がついていて、特別な映像を視聴することができるのです。
2019年2月号では、谷和樹氏が誉めることについて語っていました。
(授業の原則第10条激励の原則 谷先生 5 min)
まず、谷氏は誉めることにもたくさんの層があるは言います。
逆を言えば、「ただ誉めれはいいんでしょ」ではないのです。
例えば、声のトーンを加えるのです。
ただ単に、「すごいね」というだけではなくて、「すっごいねえ!」と言った方がよいです。
力強く、明るく、本心から誉めてくれる先生というのは、やっぱり普通に誉める先生よりも、子供の心に届きます。
それから、一回ではなくて、繰り返し誉めてくれる先生。
「このあいだもよかった。今日もよかった」「すごい、すごいね」と、繰り返しクレッシェンドするように誉めてくれる先生も、また普通の誉め方と全然違います。
さらに、名前を呼んで誉めてくれる先生。
「渡辺くん、とってもいい!」と名前を呼ばれると、スペシャルな感じがします。
あと、ニコっと笑って誉めてくれる先生。
ニコッと笑って言ってくれると、心の底から言っていれる感じがします。
あるいは、ポンポンと肩を叩きながら誉めてくれる先生。
これは、体に触れながらという意味ですね。体に触れてくれると、誉めてくれる先生がもっと身近になります。
そう、さりげない誉め方も心を揺さぶるものです。
ふと通り過ぎただけなのに、「渡辺くん、ちょっとこの間さあ、メルマガでいい記事書いてたねえ」みたいな形で誉めてるんです。
様々な誉め方、いや「いつでも誉める姿勢」を身につけたいです。
教育トークライン
https://www.tiotoss.jp/products/list.php?category_id=29
みんながこの谷先生の誉め方のバリエーションを身につけたら、とても素晴らしいことが起こると思います。