卒業式 退場のとき、輪飾りを叩いたら・・・

小学校6年生や中学校3年生を担任している皆さん、そろそろ、卒業式練習が本格化している頃ではないでしょうか。
私は、卒業式練習の際に、過去に卒業式に起こった事故(?)のことを話し、卒業生に釘を刺すようにするのが常でした。
こんな語りです。

それは、私が3回目の6年生を担任し、卒業させたときのことです。
そのときも、この学校と同じように卒業式が行われました。

体育館の入り口には、この学校と同じように、輪飾りやいろいろな飾りが取り付けられていました。
その年の卒業式も、立派に終わろうとしていました。

卒業生が退場していきます。
その中の子で、おそらく、とっても卒業式をがんばって緊張していたのでしょう。
「終わった!」
と、緊張がとけて、少し油断してしまった子がいたです。

その子は、退場していくときに、体育館の入り口の輪飾りをジャンプして叩いたのです。
そうしたら、入り口の飾りがどんと落ちてきてしまいました。

とっても立派な卒業式という評判が、あっという間に壊れてしまいました。

体育館の入り口を出て、そして、校舎に入り、教室に行くまで、同じようによい姿勢で歩いていくんですよ。

こんなことを6年生に話していました。
それにしても、まだ、ガシャーンと壊れていく輪飾りが目に浮かんで、なんとも言えない気持ちになります。

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