卒業式練習 拍手の起こった呼びかけ・返事の指導

卒業式練習が、佳境に入っている頃でしょうか。
私が行った「ストレートすぎる」指導を紹介します。
でも、自然と拍手が起こったのですよ。

呼びかけの練習。
歌や作法などの練習メニューが立て込んでいて、呼びかけの練習の後、あまり指導に時間がとれないことがあります。
そんなとき、各クラスで一番上手な子を紹介したことがありました。

選び方は、もちろん上手な子なのですが、選ぶ台詞のバリエーションを密かにつけました。

・短い台詞の子
・そんなに重要な台詞でない子
・前半の台詞の子(後半の台詞の方がかっこいい!?)

を、選んで紹介したのです。
ものすごい拍手が起こりました。
「短い台詞でも、とってもかっこよかったろう!自分の台詞を大事にするんだよ。」
と言うと、子ども達は頷いていました。

卒業式では、呼びかけだけが全員言うわけではありません。
呼名されての「返事」も全員が言います。

「はいっ」

です。
この返事も、堂々としてしてほしいものです。
私は、「大きな声で言いなさい」と一切言わずに、各クラスの凜とした返事の子を紹介しました。

学年で女の子2名
そして
各クラス一名の男の子、計4名

どの子にも、大きな拍手が起こりました。
「大きな声ではなく、せいいっぱい、返事をするんだよ。」
と私は、その拍手の後に付け加えて言いました。

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