学校の時間外に、留守電を設置する動きが進んでいる

東京都町田市の小学校に勤務するサークルメンバーが、「革命です」とメッセージを発信しました。
それは、革命でもなんでもなく、町田市教育委員会が、学校に留守電を来年度から取り入れるという情報でした。
ともあれ、町田市教育委員会が重い腰を上げたことは確かです。わずかでも前に進んだことはよかったと思います。

このような町田市教育委員会ホームページの文言です。

「町田市教育委員会では、長時間勤務となっている教員の時間外勤務を削減し、授業準備等に集中することができる体制を整備して教育の質を高めるために、教員の働き方改革を進めています。その一環として授業日の夕方以降及び土日・祝日等において電話機に音声案内を設定することにいたしました。学校への電話連絡については、下記の音声案内の時間帯以外にご連絡いただきますようお願いします。 ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。」

「町田市立小・中学校における勤務時間外の音声案内対応時間について」
https://kosodate-machida.tokyo.jp/soshiki/5/1/6711.html

その上で、教員の勤務状態について説明が書かれています。ここの部分、とってもわかりやすいです。

「知ってほしい!教員の1日のスケジュール」
「教員の勤務時間は、原則8時15分〜16時45分ですが、勤務時間中は授業や給食指導等で他の業務に充てる時間を確保することができません。
そのため、児童・生徒の下校後に、校務(授業以外の学校運営業務)や次の日の授業準備や教材研究等を行う場合が多く、中学校では部活動指導もあるため、長時間勤務となっています。」

町田市立小中学校では、勤務時間終了4時45分以降は「時間外」と設定され、はっきりと示されています。

ぜひ、まだこのような留守電の仕組みがない小中学校の地域では、町田市教育委員会のような例を示して、追随するよう求めていきましょう。 そして、教員の本務以外のことを、削減・移譲することに声をあげていきましょう。

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