卒業式練習 拍手の起こった呼びかけ・返事の指導

卒業式練習が、佳境に入っている頃でしょうか。
私が行った「ストレートすぎる」指導を紹介します。
でも、自然と拍手が起こったのですよ。

呼びかけの練習。
歌や作法などの練習メニューが立て込んでいて、呼びかけの練習の後、あまり指導に時間がとれないことがあります。
そんなとき、各クラスで一番上手な子を紹介したことがありました。

選び方は、もちろん上手な子なのですが、選ぶ台詞のバリエーションを密かにつけました。

・短い台詞の子
・そんなに重要な台詞でない子
・前半の台詞の子(後半の台詞の方がかっこいい!?)… 続きを読む

卒業式 退場のとき、輪飾りを叩いたら・・・

小学校6年生や中学校3年生を担任している皆さん、そろそろ、卒業式練習が本格化している頃ではないでしょうか。
私は、卒業式練習の際に、過去に卒業式に起こった事故(?)のことを話し、卒業生に釘を刺すようにするのが常でした。
こんな語りです。

それは、私が3回目の6年生を担任し、卒業させたときのことです。
そのときも、この学校と同じように卒業式が行われました。

体育館の入り口には、この学校と同じように、輪飾りやいろいろな飾りが取り付けられていました。
その年の卒業式も、立派に終わろうとしていました。

卒業生が退場していきます。
その中の子で、おそらく、とっても卒業式をがんばって緊張していたのでしょう。
「終わった!」… 続きを読む

苦手な牛乳を「一舐め」、いや「匂いだけ」、いや「見るだけ」

8年前、地震が起こりました。
全校生徒を校庭に避難させて、保護者の引き取りを待っていたときに見上げた、あの暗い暗い空を今でも思い出します。

黙祷。

さて、今日のメルマガの話題は昨日の続き、給食の牛乳です。

1年生を担任すると、牛乳が苦手な子がクラスに4、5人いますね。それが普通だと思います。
そのような子達に、どうしたかというと、もちろん無理強いはしませんでした。
嫌いなものは嫌い、ダメなものはダメ、だって彼らはもう飲めないと決めているんですから。
無理強いすると、こういう生理的な事は嫌な事態しか起こりません。

私はそんな子達に、私は牛乳パックにストローをさして、「一舐めすればいいよ。」からスタートさせていました。
「一口」ではなく「一舐め」です。… 続きを読む