「相手の目を見て話しなさい」の科学的な理由

きちんと「相手の目を見て話しなさい」と私たちは教わり、そして、子供たちにも教えています。
でも、なぜ相手の目を見て話す方がよいのでしょうか。

人と話をする時のマナーであり、教師の教える技能の一つとされているのが「視線」です。
「この人に見られている」と感じさせることで、話している人への親近感が深まり、話を受け入れてもらえるようになります。

ルーヴァンカトリック大学は、アイコンタクトのある人の顔写真とない人の顔写真を見たときの脳活動を研究しました。
「アイコンタクトのコツ」https://romantourou.com/eyecontact-knack/

すると、アイコンタクトがある顔写真を見たときに、ドーパミン神経のネットワークが活性化したのです。

ドーパミンは、ワクワクする、うれしい、楽しいという幸福物質ですね。
このドーパミンが、アイコンタクトがあることによって増えるのです。

ということは、アイコンタクトによって、相手と自分に幸福感を与えることができたわけです。
アイコンタクトをすることによって、親しい関係性を作れるのです。

「相手の目を見て話しなさい」というのは、親しい人間関係を作るのに、アイコンタクトが重要だと教えてくれているのです。

おっと、
ただ、詐欺師も、ずっと目を見て話すそうですから、気をつけてくださいね。
目を見て話す人を、誰でも信用してよいわけではありません。