「自分のやり方を変えようとしない先生」

「自分のやり方を変えようとしない先生」っています。
これは、信念とか教育理念とかそういうことではなくて、仕事に必要なスキルとして、新しい分野に挑戦して身につけていくという意味です。

先日、若手の先生向けの教え方セミナーで、「こうなってはいけない。職員室の先生」という挑発的なタイトルの講座を行いました。 その中で、自分のやり方を変えようとしない先生になってほしくないと述べたのです。

例えば、PCスキルが苦手な人もたくさんいます。
しかし、苦手でも、少しずつ身につけていかないと周りに迷惑なのです。

例えば、
「クラスのアンケートの人数を、PCシステムのエクセルに入力しておいてください」と担当の先生は言っているのに、グズグズしてやらず、「これやってくれないかな」みたいな言い方をしてる先生にはなってほしくないです。

例えば、
「授業研究会の感想をPCシステムの研究会フォルダに入れておいてください」と言ってるのに、わざわざ紙に書いてもってくる、そんな先生になってほしくないです。 担当の先生は、入力する手間を省きたいので、紙のアンケートにしていないのです。

英語もそうです。
「英語できないからやらない」なんて言わないでほしいです。
これまで中学、高校、そして大学だって英語をやってきたんですから、今の小学校の英語くらいすぐ分かるはずです。
自分は英語で失敗したくないと考えるより、軽々と失敗してみせた方がかっこいいと思うんですが。

これは、若手の先生に限らないのですが、少しずつ努力していけばスキルは身につきます。
がんばって、バージョンアップしましょう。