「□まった」

2これまた、「伏せ字探し」の授業を紹介します。
松藤 司氏の「□まった」の授業です。
http://www.tos-land.net/teaching_plan/contents/2155

(レベル1)
□まった
と板書。
「□にひらがな1字を入れて、言葉を作ってごらんなさい。」

この指示だけでは、キョトンとする子がいるかもしれません。そんなときは例をあげます。
黒板に、
こまった
と書いて、
このように、ひらがな一字を入れて言葉を作るんです。
と言えば、もうわかります。

3分ほど待って、発表させます。
五十音順で挙げておきます。

あまった うまった
かまった きまった こまった
しまった せまった そまった
たまった つまった とまった
なまった
はまった
みまった

国語の勉強が苦手な子に当てましょう。
そして、「そうだね。そんな言葉があったね。すごいね」と誉めましょう。

(レベル2)
□□まった
と板書。
「今度は□が二つ。ノートにできるだけたくさん書きなさい。」

例をあげます。
あやまった
これで、子供たちもストンとわかります。

3分ほど待って、発表させます。
しかし、今度は少し難しいので、そんなに出てきません。
五十音順で挙げておきます。これ以外にもあると思います。

あやまった うすまった うやまった
からまった くるまった
せばまった
たかまった つかまった つよまった
につまった ぬるまった
はじまった ひろまった ふるまった ほそまった
まとまった まるまった
ゆるまった よわまった

もし、出てこなけれは、「偉そうに」先生が小出ししていくと、権威がきっと上ります。

(レベル3)
□□□まった
と板書。
「今度は□三つ。ノートに一つ書いたら先生のところに持ってきます。」

今度はノーヒントです。例はいりません。
書いて見せに来たら、大きく丸をして、ものすごく誉めてあげましょう。

時間で切って、一人ひとり発表させます。
五十音順であげておきます。
私には、全然思いつきませんでした。まだまだあると思います。

ありあまった いきずまった うずくまった
きてしまった
さしせまった してしまった
ねしずまった

この授業も、1年生から6年生まで、どの学年でも盛り上がります。
ぜひ、やってみてください。