「そんなの当たり前」と言わないで練習させるです。

1年生の担任のやった方ならよく分かると思いますが、1年生はとにかく、練習をたくさんやります。
練習と言っても、運動等の学習技能習得のための練習ではなくて、学校生活のための練習です。

入学してから、すぐ返事の練習をします。そして、学習用具をロッカーに入れたり、ランドセルに入れたりといった片付けの練習をします。

サンドセルの中に帰りの支度として、教科書を入れ、筆箱を入れ連絡帳を入れる、そんなことを練習します。

「そんなの当たり前」と言わないで練習させるのです。

給食が始まる前に、給食当番の身支度や配膳の仕方の練習、そして、配膳を待っている練習をします。

身支度をしたら給食袋はどこにかけるのか、自分の番号は何を運ぶのか、そして、どこから配っていくか、そんなことを練習します。

「そんなの当たり前」と言わないで練習させるです。

今の時期だったら、水泳学習が始まる前に着替えの練習をします。
着替えのマナーや、着替えのやり方、着替えたものをどこに置くのか、そんなことを練習します。

「そんなの当たり前」と言わないで練習させるのです。

できていなければ教えていく。忘れたら教えていく。
1年生に限らず、練習させるのです。