千葉県の米の新品種、「粒すけ」

千葉県が、新たな米の品種を発表しました。
名付けて、「粒すけ」です。
字や音の響きに「自分の子のように愛着を持ってほしい」との思いが込もっていると言います。

近所のスーパーに行くと、少し前なら、「コシヒカリ」しかなく、1強状態だったのが、様々なネーミングの米が売られています。

以下は、食味サンキングで特Aを獲得した中から、人気だと言われているものです。

北海道産「ゆめぴりか」
山形県産「つや姫」
新潟県魚沼産「コシヒカリ」
秋田県南産「あきたこまち」
岩手県南産「ひとめぼれ」
山形県産「はえぬき」
熊本県城北産「ヒノヒカリ」
北海道産「ななつぼし」
福岡県産「元気つくし」
熊本県城北産「森のくまさん」

これに加えて、2018年に発表されたのが、以下の品種です。

新潟県 「新之助」
福井県 「いちほまれ」
山形県 「雪若丸」
岩手県 「金色の風」
岩手県 「銀河のしずく」
宮城県 「だて正夢」
富山県 「富富富」
石川県 「ひゃくまん穀」

いやいや、もうすごいネーミングです。

なぜ、このような新品種が出されるかと言えば、もちろん味の良さを追求した結果です。

ただ、それに加えて、農家にとっての育てやすさも追求しているのです。

「冷害」と言われる低気温の夏でも、普通の夏同様に収穫できるように品種改良が行われてきました。
それが、昨今「猛暑」が続くものですから、この頃は「猛暑」でもだいじょうぶな品種もたくさん出されています。

この千葉県の「粒すけ」は、一般の品種よりも背が低く、台風などの強い風でも倒れにくいという特徴があるのです。

社会科の農業の学習において、品種改良について調べさせると楽しいですよ。

千葉日報
http://useful-ep.com/L90494/b300/15851