わかりやすく説明するための「結論→理由→詳細」の型

わかりやすく説明するためには、いつくかの型があります。
この型を意識することで、あなたの会議での話やプレゼン、文章が見違えるくらいわかりやすくなります。

できる人の説明が、なぜ短くてわかりやすいのでしょう。

それは、筋が通っているからです。
内容に矛盾がなく、整合的であって、一貫性があるのです。
一言で言うと、「論理的」であるのです。

こうした論理的で、根拠が求められる説明に適している型があります。
それは、

「結論→理由→詳細」

の型です。

この「結論→理由→詳細」の型では、まず「結論」で、いちばん言いたいことを最初に述べます。
ドーンといきなり、「結論」を直截に述べるのです。

次に「理由」で結論を主張した理由を述べます。自分が主張する理由をすぐに述べることで、相手にスッと理解してもらえるのです。

続けて、理由を補強する「詳細」を示すのです。
詳細は、理由を補強するための「具体例・根拠・データ・体験」などです。
そうすることで、相手にさらに納得してもらえることになります。

例えば、こんな感じです。

体験学習の候補地として、〇〇科学館がふさわしいと考えています。(結論)
それは、子供たちが自由に見学できる展示内容と昼食を食べるスペースがあるからです。
(理由)
自分たちで実際に操作できる展示で「子供たちがあきなかった」と〇〇科学館を利用した××小学校の先生が言っていました。(詳細)

この型は、子供たちに論理的な文章を書く型としても教えることができます。