「幼児教育無償化」の実際

今回の参議院選挙の争点の一つが、高校教育の無償化でした。
この高校教育の無償化と並んで、既に、5歳児に実施されているのが「幼児教育無償化」です。
あまり話題になりませんので、ここで触れておきます。
同じ、教育に関することです。

2019年2月12日に、「子ども・子育て支援法改正案」が閣議決定されました。
これが「幼児教育無償化」です。

この「幼児教育無償化」を、簡単に言うと3歳から5歳までは原則無償、0歳から2歳は条件付きで無償化するというものです。
当初の予定では、実施は2020年4月からだったのですが、消費税のアップが10月に控えているので、5歳児は4月から、3歳4歳は10月からスタートすることになっているのです。

以下、簡単に見てみます。

3歳〜5歳
「認可保育園・認定こども園」
認可保育園と認定こども園は利用が無料となり、上限はありません。

「認可外保育施設・ベビーシッターなど」
認可外保育施設やベビーシッターなどは月37,000円まで無償です。

「幼稚園」
幼稚園に設定されている無償化の上限金額は、25,700円です。

0〜2歳
0~2歳の子供については、「住民税非課税の世帯」だけが無償化です。

マイナビウーマン
https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/3467