楽しい「言うことをきく金魚(浮沈子)」

「言うことをきく金魚(浮沈子)」は、小森栄治氏が示しているように、デモンストレーションがとても大切です。

「この金魚は先生の言うことをききます。」
「下がれ!」と言って、ペットボトルを指で押します。金魚が下がっていくので、子供は「えーっ」とびっくりします。
今度は「上がれ!」と言って、指を静かに話していきます。金魚は上がります。

ぜひ、マジシャンになったようにやってみてください。

(材料・用意するもの・準備)
・炭酸飲料のペットボトル(500ミリリットル)
・水

・魚の形をした「たれびん」
ペットボトルの口を通るサイズものでなくてはなりません。
私は100円ショップで、小さな金魚の醤油入れと大きなブタのソース入れ?をセットにして販売しているものを買って、金魚の醤油入れだけを使っています。

・ナットM5サイズ
私は日用大工センターで、購入しました。

・油性ペン
・バケツなど、たれびんの浮き具合を調整する入れ物。

(作り方)
1 たれびんを子供に配り、たれびんにナットをはめさせます。

2  油性ペンで色を塗らせます。
赤い金魚、リアルな魚など、いろいすな魚が出現します。

3 たれびんに水を吸わせ、空気の量を調整します。
水に浮かせた時に、尻尾が水面から出る程度に、たれびんの中の空気を調整します。

4 水のいっぱい入ったペットボトルにたれびんを入れ、ふたをします。
ここで、とても大切なのは、水のいっぱい入ったペットボトルを「少し押しながら」ふたをすることです。
こうすることで、水があふれそうになります。そこで、ふたをするのです。

(遊び方)
1 ペットボトルを持ち、軽く握ったり、ゆるめたりして、金魚を上げ下げします。

ペットボトルの側面に、海草や岩などの絵を描かせると、もっと雰囲気が出て楽しいです。

他にもたくさんのネタがあるので、ぜひ「10歳までのかかくあそび」(学芸みらい社)を手に入れることを勧めます。