組み体操では、「タワー」「ピラミッド」などの演技で事故が多いです。
そして、気になるのは、そんなに高くなくても、負傷者がたくさん出ていることです。
このことは、指導者が、正しい・安全な「タワー」「ピラミッド」を教えていないということを指しています。
高いと危険なので、「低くすれば安全だろう」と実施したら、
・低くてもつぶれてしまった
・低くても落下してしまった
こんなことが起こっているのが実情だと思います。
調べてみると、かつて私が教えていたことも間違っていたことがわかりました。
たまたま事故が起こらなかっただけなのです。ぞっとしました。
それは、日本体育大学教授の三宅良輔氏の「組立体操の指導における怪我の現状と今後の在り方」に掲載されている、「2段タワーの間違った指導例」です。… 続きを読む