「砂糖税」なる税金がイギリスにある

2018年4月から、イギリスにおいて「砂糖税」という税金が導入されました。
砂糖入り炭酸飲料にかかるものです。
こんな税金があるかとびっくりしました。

税率は、

100mlに8g以上の砂糖が入っている飲み物は、 24ペンス/リットル
100mlに5g以上の砂糖が入っている飲み物は、18ペンス /リットル

だそうなので、だいたい500MLのコークで16円くらい税金を支払うことになります。

なぜ、こんな税金ができたかというと、増え続ける肥満の子供や糖尿病患者を減少させるのが目的なのです。

日本では、まったくなじみのない砂糖税です。

しかし、海外では「ソーダ」と呼ばれる炭酸飲料を対象にしていることから「ソーダ税」と呼ばれているのです。

フランスでは、砂糖入り飲料1缶に対し0・01ユーロ(約1円)のソーダ税、メキシコでは、砂糖入り飲料1リットルに対し1ペソ(約6円)のソーダ税、アメリカのカリフォルニア州のバークレー市で砂糖入り飲料1オンスあたり1セント(約1円)のソーダ税なのです。

これから、日本でも肥満の子供・大人がどんどん増えていったら、砂糖税・ソーダ税がかけられるかもしれません。
お酒やたばこには関係ない人も、砂糖税には関係するかもしれませんよ。