「ミライの授業」の著者である瀧本哲史氏が亡くなったと報じられました

京都大学准教授で、「ミライの授業」の著者である瀧本哲史氏が亡くなったと報じられました。
共同通信は、以下のように配信しています。

 投資家で京都大客員准教授の瀧本哲史(たきもと・てつふみ)さんが10日、東京都内の病院で死去したことが16日分かった。47歳。葬儀・告別式は既に行った。喪主は妻茜(あかね)さん。京大は詳しい死因を公表していないが、病死だという。  東京大卒。同大大学院助手を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーなどで勤務。創業間もない起業家らを支援する「エンゼル投資家」として知られた。  ビジネス書も積極的に執筆し、ベストセラーになった。主な著書に「僕は君たちに武器を配りたい」「武器としての決断思考」「ミライの授業」など。

私にとって瀧本氏は、レベルアップマガジンの1番最初の企画としてブックレビュー「ミライの授業」を書かせてもらったことで、特別に心に残っている方です。

瀧本氏は、この「ミライの授業」の後書き「ミライの君たちへ」において、こんなことを記しています。

「14歳のきみたちには、未来がある。可能性がある。
そして、かつて14歳だった大人たちには、知識がある。経験がある。もう一度人生をやり直すための、時間も残されている。50歳を過ぎて天空を見上げた伊能忠敬を、60歳を過ぎて国際問題の最前線に身を置いた緒方貞子さんを、思い出してほしい。 たった一度しかない人生は、今日という日を境に変えることができるのだ。君が20人目の変革者になれるかどうかは、今日の選択にかかっている。」

瀧本氏が「ミライの授業」に描いた人々の生き様は、年齢に関係なく、心を鼓舞してくれます。
私は、緒方貞子さんの年齢ですが、まだまだがんばろうという気持ちになりました。

そんな瀧本哲史氏が若くして亡くなったとは、不意を打たれた気がしました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

PS
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