会計では、どうして3桁ごとに区切るのか

算数の「大きな数」の授業においては、「万」「億」「兆」といった、4桁ごとの区切りを教えますね。
ところが、会計に関わる書類を作ったり、見たりしていると、3桁ごとに区切られているのが一般的です。
これって、なぜなのでしょうか。

12 3400 5000
というのは、このように区切って、12億3400万5千と読みますね。

でも、
1,234,005,000
と区切りが、会計においては一般的です。

これは、文化庁の「公用文作成の要領」というものがあって、ここに指針が示されているのです。
http://em-tr270.com/L90494/b300/16591

ここに、

「大きな数は,「5,000」「62,250 円」のように三けたごとにコンマでくぎる。」

とあり、これが会計上の表記法とされました。

でも、なんで、三けたごとに区切るのでしょうか。
それは、英語にならったからです。

1:one
10:ten
100:one hundred
1,000:one thousand
10,000:ten thousand
100,000:one hundred thousand
1,000,000:one million

このように、英語では3桁ごとに大きな数の表現が変わります。
この慣習をそのまま日本にもちこんだのです。
でも、私はなかなか慣れません。