「国際単位系」とは

会計では、どうして数字を3桁ごとに区切るのかを調べていたら、「国によって、表記が変わる」ことを知りました。

日本では、イギリス、アメリカといった英語圏にならって、次のように表記しています。

12,345.67

これは、1万2345点67という小数も含めた数です。
英語圏の国では、

3桁ごとの区切り記号を「,」、小数点を「.」

で表しているのです。

しかし、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガルなどでは、

12.345,67

と表すのです。
これらの国では、日本と逆に、

3桁ごとの区切り記号を「.」、小数点を「,」

で表すのです。

でも、これでは困ります。
そこで、世界中で使用される基本的な単位を決める国際度量衡総会によって、

小数点を「,」または「.」のどちらでも良いものの、3桁ごとの区切りは空白で表すこと

と「国際単位系」として、決められているのです。
先の例で言えば、

12 345,67 or 12 345.67

です。

そう言えば、このような空白を使った数字を見たことがあります。
これは、「国際単位系」だったのですね。

ぜひ、大きな数を授業する際に、子供たちに話してみてください。
グローバルな時代の常識?かもしれません。

簿記勉アレコレ
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