国語において、スピーチの学習があります。
その学習場面では、スピーチの項目を提示して指導しますね。
でも、話すのが苦手な子が、「また話そうかな」と思えるのは、また違った要素かもしれないと、この頃、思っています。
例えば、「修学旅行を通して学んだこと」をスピーチさせるとします。
そして、
1 目線
2 声の大きさ
3 表情
4 つかみ
5 内容
といった項目を示して、指導するのです。
確かに、この項目に沿って練習させ、こまめに評価・評定して、やる気を引き出すことは必要です。
しかし、それとともに、
「スピーチする子をもり立てるように聞く態度」
を育てることも、大切だと思います。
「聞く側の指導」です。