読まれる学校文書にしたいです

サークルメンバーが持ってきた保護者向けの文書を見て、「なるほど」と思いました。
なにが「なるほど」なのかは、保護者の立場から永堀宏美氏が言ってることそのものだったからです 。

「保護者トラブルを生まない学校経営を保護者の目線で考えました」という本があります。「渡辺喜男のレベルアップマガジン」において、ブックレビューする予定の本です。

その著者である永堀氏は、保護者であり、元牛久市教育委員会委員長であった方です。

その永堀氏が、学校の文書は、「読みにくい・分かりにくい」ということを指摘しているのです。

・文字が多すぎる
・要点、重要度がひと目で判別できない
・学校が知らせたい視点で書かれているため、読んだ保護者自身の行動実践に直結しにくい

というのです。
保護者の立場の感想は、次のようです。

・文章が難しくて意味がよくわからない
・どれも同じような手紙に見えてポイントが不明瞭
・仕事で疲れて帰宅した後に、あの小さい文字の羅列を読む気になれない

と辛辣です。

私がサークルメンバーの学校文書を見て「なるほど」と思ったのは、永堀氏が指摘した通りだったからです。

せっかく書くのですから、

・ 文字量を減らす
・ ひと目でわかるレイアウト
・ 難しい、一般的でない「学校用語」は避ける

ことに気をつけていきたいです。