ラグビーのワールドカップが始まりました。
テレビを見ていると、どうもサッカーとは異なる文化があるようです。
その一つが、ラグビーの応援マナーです。
サッカーだと、ホームとアウェイのチームで応援する席を区切っていますね。
それが、ラグビーの伝統的な考え方では、観客席はチーム単位で分けず、両チームのサポーターが肩を並べて見るのがスタンダードだというのです。
へえ、そうなんだです。
ですから、もし、隣の席に相手チームを応援する人がいたら、お互いの健闘を誓い、試合が終わったら勝敗に関係なく健闘を称え合うのです。 それが、ラグビーの観戦マナーです。
2015年のラグビーワールドカップでは、日本代表が南アフリカ代表を破る快挙がありました。
この試合において、南アフリカを応援していた人たちは、負けた後も秩序だって、落ち着いた行動をしていました。
グラウンドに物を投げ入れることも、暴れることもなかったのです。
そして、負けた選手に罵声を浴びせることもなく、笑顔で日本のサポーターを祝福していました。
こんなラグビーのすばらしい伝統を、クラスの子に話し、ラグビーワールドカップを楽しませてください。