校舎の安全確認を安全に

千葉県に大規模停電をもたらし、横浜の工業団地に大きな傷跡を残した台風15号。
夜中に、ものすごい音とともに猛風が吹き荒れ、久しぶりに怖さを感じたことを思い出します。
その台風15号が通過した直後の学校事故のことが、ニュースになっていました。

それは神奈川県平塚市の中学校でのことです。
台風15号が通過した直後の朝、平塚市の中学校の敷地内で、教頭先生が心肺停止状態で倒れているのが見つかりました。
その後、その教頭先生は死亡が確認されました。

なぜ、敷地内で倒れていたか。
警察の調べでは、校舎の屋上から転落した可能性が高いというのです。

教頭先生は、朝早く学校に来て、校舎や敷地の安全を確認していたに違いありません。
登校してくる生徒が、安全に学習できる状態かどう確認しているうちに、校舎の屋上から転落した可能性が高いといいます。

本当に気の毒です。

これから、まだ台風や地震がやってくるかもしれません。
ですが、校舎の安全を点検する際も、「点検すること自体が危険」だという意識をもって、やっていきましょう。

気をつけて!

神奈川新聞
https://www.kanaloco.jp/article/entry-197488.html