算数で、自分が作った問題を、他の子が解いていきます。
逆に、自分は、友達の作った問題を解いていくのです。
このように、みんなで問題を出し合いを行う「○○問題」のやり方を、千葉雄二氏が紹介しています。
「○○問題」とは、「○○さんが作った問題」という意味です。
解き方の習熟の場面で、「問題づくり」を扱うのです。
教育トークライン2019年10月号に、その「○○問題」のやり方が書かれています。
1 問題を作り、教師の所に持って来させる。
教師は合っているかどうか評定します。
2 合っていた子は「問題のみ」板書させる。
黒板は、クラスの人数分に分割しておきます。
3 友達の問題を、解けそうなモノから解く。
4 一問解いたら、友達に採点してもらう。
5 (逆に)友達が、自分の出した問題を解いてきたら、採点をする。
黒板が、あっという間に埋まっていくと千葉雄二氏は言っています。
このやり方なら、子供たちが自分の問題を出したいと思うので、そうだと思います。
この「○○問題」のやり方は、1年生から6年生まで、計算を中心にいろいろな単元でできるやり方だと思います。
ぜひ、やってみてください。
シンプルだけど、すごいやり方だと思います。
教育トークライン10月号
http://em-tr270.com/L90494/b300/16771