中学校での試験勉強を教える

6年生も後半になってきたら、そろそろ中学校に向けて、勉強方法を教えていくことが必要だと私は考えていました。
その中の一つが、中学校での試験対策・試験勉強のやり方です。
そのやり方を、教育トークライン10月号で、林健広氏が、算数テストを例にして書いています。

林氏の例は、ドリルにあるプレテストを使っていますが、問題集にあるまとめ問題をやっているイメージです。

林氏は、ここで、三つのポイントをあげています。

一つ目は、授業の中でやり方を教えるということです。宿題にしてはいけません。

二つ目は、その試験勉強のやり方を、具体的に教えることです。
林氏は、このように書いています。

「自分でまずやってみてみる。分からない所は飛ばす。できそうなところから解いていく。」
「分からないところは、後で答えを見て、参考にする。」
「悩まないで、答えを見る。」
「間違いは、バツをつけておく。」
「もう一度、バツの問題だけノートにやり直す。」

三つ目は、この授業の中で、教師がチェックすることです
勉強は苦手な子ほど、いい加減に丸つけをします。
それでは意味がありませんので、教師がきちんとチェックしてやり直しをさせるのです。

中学校に向けての試験勉強のやり方、必ず必要になりますので、ぜひ、小学校のうちに、どこかで教えてほしいです。

教育トークライン10月号
http://em-tr270.com/L90494/b300/16881