横浜国際競技場の遊水地はすごい

台風19号の被害を防いでくれる役割を果たしたのが、「遊水地」でした。
ニュース番組などで、何回か取り上げられたのでご存知だと思います。
それは、台風の翌日、ラグビーワールドカップの日本対スコットランド戦が行われた横浜国際競技場(日産スタジアム)の周り一帯です。

この横浜国際競技場が出きたころ、大雨になって洪水が起こりそうになると、この競技場の周り一帯に水を貯めて、水害を防ぐと聞いていました。

その頃は、「へーっ」と思っただけでした。
しかし、確かに、横浜国際競技場の周りには、公園があるだけで何もありません。
何かしら建物があって商店や住居などがあってもよさそうなのに何もないのです。

それは、遊水地にするためのスペースだったのですね。

この遊水地の正式名称は、「鶴見川多目的遊水地事業」と言います。

鶴見川多目的遊水地事業とは | 京浜河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局
http://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/keihin00119.html

私は、今回の台風に際して、実際に動いているのを見て、納得するとともに、感心し、感謝しました。

皆さんの学校の近くにも、同様な水害を防ぐ仕組みがあるかもしれません。
子供と一緒になって、調べてみるのも、とてもよい学びになると思います。