「いきなりステーキ」ならぬ「いきなりスピーチ」

「いきなりステーキ」に行って食べたことがありますか。
今日、紹介するのは、「いきなりステーキ」ならぬ「いきなりスピーチ」です。

サークルの季刊誌「いぶき」に、高橋優先生が「いきなりスピーチ」の原稿を書いています。
内容は、「スピーチ」というより「暗唱」なのですが、語呂合わせ上「スピーチ」がふさわしいと思います。

その「いきなりスピーチ」はどのようにやるかというと、以下の通りです。
高橋優先生の原稿から、抜粋します。

・いきなりスピーチのやり方
学習した内容を、時間をあけてスピーチするだけ。

例えば、最近やったいきなりスピーチは次である。
4年社会科。水はどこから来ているか学習し、次のことを暗記させた。
「ダム、川、浄水場、配水池、水道管、給水タンク、蛇口の順で水は来ている。」

授業の終わりに、次のように予告する。
「これから、先生が『ダム』って言ったら、『ダム、川、浄水場、配水池、水道管、給水
タンク、蛇口の順で水は来ている。』とスピーチしてもらいます。でも、いつ先生が『ダム』っていうか分かりませんよ!!」

あとは、給食時間や帰りの会など、ちょっとした時間に次のように宣言するだけである。
「A 君。『ダム!!』」
A 君はあわてて、立ってスピーチする。
「えっと・・ダム、川、浄水場・・・えっと何だっけ?!」
言えなければ次の子を指名する。言えれば、みんなで拍手。

高橋優先生は、「いきなりスピーチは、時間なし・準備なし・技術なしの「3なし」でできるので、とてもやりやすい。」と言っています。

この「いきなりスピーチ」、クラスの子にきっと受けると思います。
大切なことを話すと見せかけて、「いきなりスピーチ」かな?