「くり返しほめる」大人のゆとり

問題行動を起こす子、友達とトラブルを頻発する子、そんな子がいたら気が休まりません。
しかし、担任の先生に、どんなことがあっても動じない「大人のゆとり」があれば、子どもたちが安定して、先生についてきます。

そんな「大人のゆとり」とは何かについて、サークルの季刊誌「いぶき」に水本和希先生が書いています。

水本先生が示した「大人のゆとり」の一つを、このように書いています。

「くり返しほめる」ゆとりがある。

毎日、授業の準備をしている子
毎日、ノート返却を手伝ってくれる子
毎日、あいさつを欠かさずしている子

教室には、毎日望ましい行動を積み重ねている子がいる。
教師にゆとりがある時は、こうした子の行為一つひとつが目に留まり、ほめることができる。
しかし、ゆとりがない時は、こうした行為が目に入らなくなる。ほめることができなくなるのだ。
望ましい行動に目を向け、ほめるようにする。
毎日同じことでもほめる。
言われた後にやっている子もほめる。
全体の前でほめられるの嫌がる女子には、通りがかりに、思い出したように感謝を伝える。こうして、「くり返しほめる」ゆとりをもつことが第一だ。

実は、これは、誰にでも当てはまる「大人のゆとり」ではないと思います。
水本先生が、年度当初など、「心にゆとりのある時に決めて行ってきたこと」だと思うのです。

読者の皆さんにも、こんな「心にゆとりのある時に決め、行ってきたこと」を、慌ただしいときも、トラブルが起こったときも、同じようにやっていってほしいと思っています。