「1ヶ月に読む本の量」0冊(読まない) 47.3パーセント

平成 30 年度「国語に関する世論調査」の結果の概要に、「読書について」という調査があって、それは、私にとって興味深いものでした。

「読書について」の調査の一項目目は、「1ヶ月に読む本の量」についてです。

0冊(読まない) 47.3パーセント
1.2冊 37.6パーセント
3.4冊 8.6パーセント
5.6冊 3.2パーセント
7冊以上 3.2パーセント

です。
えっ、全く読まない人が半分くらいいるんだって、と少しショックでした。

私は、常に本を手放すことができないので、周りの人も「読書家」のように考えてしまいます。
このメルマガの読者も、けっこう読書家だと思います。

皆さんは、読まない人が半分くらいいることに、どんな感想をもちますか。

まあ、実用的なことでしたら、本を買うまでもなくウェブサイトで調べることができますし、そして、映像の方がわかりやすいので、YouTubeを活用するというのもわかります。

でも、失敗や成功を自分の代わりにやってくれて教えてくれるのが本だと思いますし、その知識の量はまだまだ、ウェブサイトやYouTubeに比べて圧倒的です。

よく本の知識のことを馬鹿して、経験で得た知識のみを重要視する人がいます。
しかし、極度に区別する必要はないと思います。

自分が結果として得た知識そのものが重要なのであって、それが自分が経験で獲得してきたのか、他人が研究やさまざまな知見で獲得してきたのかを気にしていたら、あまりに狭い人生しか歩めなくなります。