あまり家で復習などしない教科の教科書やノートは教室に置いておく

いちいち、すべての教科書とノートを持ち帰らせることで、ランドセルが重すぎて大変だと、保護者からの批判を浴びています。
今はこの論議は下火になったとはいえ、また、新学期になって、新1年生が入学する頃になると、この論議は復活すると思います。

私は、あまり家で復習などしない書写や道徳など、教科書やノートを教室に置かせていました。
そして、なんの不都合もありませんでした。
かえって、うまくまわっていたと思います。

私と同じことをしていることを、教育トークライン11月号に、久野歩氏が書いています。

久野歩氏は、教科書やノートを、ダンボールに入れたり、教室のロッカーの一つを使って保管しているのです。私も同じようにしていました。 おそらく、私や久野歩氏だけでなく、多くの人がやっていると思うのです。

そう、いったん家に持ち帰ったら、もう決して学校にもってこないという、忘れ物の王様みたいな子がいます。
こちらは、そのたびにイライラしますし、その子も忘れることで、自尊感情をすり減らすことになります。
そんなことが、置いておくことでなくなるのです。

もっとも、保護者からノートを見たいとか、家で続きをやりたいとか、家で練習してきたいとか申し出があった場合は、もちろん持ち帰らせます。