睡眠不足と認知症リスク

先日、教育サークルのメンバーと睡眠時間について話していたら、若い先生が「ぼくは睡眠時間、短くてもだいじょうぶなんです」と言っていました。 「やりたくことがたくさんあって、睡眠時間が短い方がいいです。」

確かに、やりたいことがたくさんあることはすばらしいことですが、それでも、ちょっと待ってください。
私は、サッチャー首相とレーガン大統領の話をしました。

大人になってからの睡眠時間が短いと、アルツハイマー病にかかるリスクが上がるとされています。
アルツハイマー病は、脳にアミロイド沈着物(毒性タンパク質)が蓄積されることによって発症します。

そのアミロイド沈着物(毒性タンパク質)は、睡眠中に除去されるのです。
イメージとして、眠っている間に脳を洗濯していると思えばよいです。

昼間活動して疲弊し汚れている脳を、睡眠がリフレッシュし老廃物や毒を洗い流してくれるのです。
あの「スッキリ」のイメージそのものです。

そうです。
短い睡眠時間でガンガン働けると公言していたマーガレット・サッチャー首相やロナルド・レーガン大統領は、二人とも、アルツハイマー病にかかったのです。

眠っている間に脳で行われていることしっかり受け止めて、睡眠時間をできるだけ確保しましょう。

・「ストレングスファインダー入門」
今週は、ストレングスファインダーという自分の強みについて、解説しています。

自分の強みというのは、「頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン」で、自然にワクワクやる気になることす。
違う言い方をすると、「無意識に」「自然に」やってしまう・使ってしまう強みです。
ということは、特に努力しなくてもやれてしまうのです

このストレングスファインダーは、人それぞれ違っていて、ある人はじっと考えて作戦を練るのが大好きです。何時間考えていても平気です。 一方、ある人は、人と話しているのが大好きですし、全く苦になりません。

ですが、もし逆の状況だと非常に不幸なことが起こるのです。
じっと考えるのが好きな人が人と話す職業についたり、人と話すのが好きな人が一人で考える職業についた場合です。

このように、自分のストレングスファインダーを見つけて、そのストレングスファインダーに合った生き方をしていくのが、努力もいらず、幸せに生きることができるのです。

そんなストレングスファインダーについて、このレベルアップマガジンで一緒に学んでいきませんか。

先生方の「学びと成長をサポート」するために、「渡辺喜男のレベルアップマガジン」を発行しています。
このメルマガは、一つのテーマについて、週の月〜金の5日間に渡って連続して発行されるものです。

なお、ご購読いただくと、バックナンバーをお読みいだけます。

1月1000円(消費税抜き」でご購読いただけます。
お申込は、渡辺喜男ウェブサイトにて承ります。
https://goo.gl/TfNf5y