「保護者からの信頼を増やすためにできること」

若い先生向けの秋の教え方セミナーで、大門貴之氏が、「保護者からの信頼を増やすためにできること」を紹介してくれました。
そのポイントはいくつかありますが、全部は無理でも、そのうちの一つでも二つでもできたら信頼は増えると思います。

1 授業参観
知的で楽しく、そして、「我が子」が活動している授業参観を行います。

授業中に、意図的に、どの子も活動する場面を作っていきます。音読したり、漢字練習をしたり、ノートに書いたり、どの子も活動し作業する場面を作るのです。 特別なことをしなくてもよいです。
「我が子」がしっかり勉強していることを伝えます。

どの子も活動ずる。これは、もちろん普通の授業でも大切ですが、授業参観においては、いつも以上に意図的に行っていくことが大切ですね。

2 学級通信
できるだけ出した方がいいです。
不定期でよいです。写真中心で文章を少なめでも良いです。

保護者は、学校での様子を知りたがっています。
子供に対してあたたかく接する先生であって、クラスの子供があたたかい雰囲気であることを伝えていきます。

3 ミニ賞状
ミニ賞状の内容は、学級の日常のことでいいです。
授業、休み時間、掃除中のこと、給食中のこと、すばらしかったことを賞状に書いていきます。

4 一筆箋
ミニ賞状と同じようなものに、一筆箋があります。
これは保護者あてに書いているのです。

5 立ち話
これが、私は印象に残りました。
保護者と会ったら立ち話しです。

男性教師は、なかなかできないです。
私はある程度、歳をとってからできるようになりました。

道で保護者に会ったら、しばらく立ち話を意識してするのです。
その時に、保護者の子供の様子を、すっと話せるようでなくてはなりません。
立ち話も、意識して行うことが大切なのです。