大きなドラマではないけれど、日常生活において小さなドラマを作ることができます。
それが、「プチイベント」です。
教師がその「プチイベント」をクラスに持ち込むこともできますが、学級生活の仕組みとして、「プチイベント」を定期的に作ることができるのです。
それは、皆さんがやっている係活動です。
私のクラスで行っていた係活動では、「プチイベント」をすることを係活動の柱としている係がいくつもありました。
その中から、地味なんだけど、意外と子供たちが好きで、楽しみにしていたのが「バースデー係」の「お誕生イベント」でした。
当たり前のことですが、毎回、ヒーロー・ヒロインが変わるからなのかもしれません。
とはいえ、小学校3年生、4年生がやるものですから、そんなに大したことはやりません。
給食の時に、バースデー係が前に出てきて、「今日は、・・さんの誕生日です」と宣言し、ハッピーバースデーの歌を歌い、誕生日の子がスピーチ、牛乳で乾杯するというのがパターンでした。
寄せ書きなど大げさなものは、やりません。
誕生日の子が、少しスピーチをしたら盛大に(大声で)乾杯していました。
それでも、このプチイベントを心待ちにしていた子がいて、「今日、オレ誕生日だ。乾杯だ。」なんてつぶやいてもいたのです。
小さなことでよいので、ぜひ「プチイベント」をやってください。