私は、教職の最後の年には、担任ではなく、理科専科を担当していました。
形から入るタイプ?なので、実験用白衣、それも水色の実験用白衣を着て、3年生から6年生までの理科を教えていました。
色々なクラスがありましたが、できる限り、子供たちに用意させるようにしていました。
その時、重要だったのが「表示「です。
「表示」してさえあれば、子供たちは自分で準備し、そして、自分できちんと返すことができました。
このことを、教育トークライン12月号に小森栄治氏が書いています。
「棚やや引き出しの表示をきちんとして、定位置保管を徹底する。
子供向けには、器具の写真を貼っておく。どこにどのように片付けるのか一目でわかる。いちいち指導しなくても、子供達の手で元の位置に戻る。」
さて、小さなモノをグループごとに配る時、けっこう手間だったことを思い出します。
リトマス紙を配る時に、取りに来た子たちに、リトマス紙をその場で小分けして渡していたこともありました。
こんな小さなモノのために、小森栄治氏は、便利グッズを紹介しています。
「粉末の薬品やリトマス紙はプッシュバイアル瓶(教材会社から販売されているフィルムケースにそっくりなもの)にあらかじめ小分けしておく。」
この瓶を理科専科の時に知っていれば、あんなに苦労したかったと思います。
そんなに高いものではないので、ぜひ学校で購入してほしいです。
プッシュバイアル
https://axel.as-1.co.jp/asone/g/NCNIK1019/
教育トークライン12月号
http://em-tr270.com/L90494/b300/17501