「会議は原則一時間以内」のためのポイント

「働き方改革」が学校にも押し寄せています。
もちろん学校だけの工夫でどうにもならないこともあります。
しかし、会議に関しては、私たちが工夫する余地がたくさんあります。

教育トークライン12月号に、並木孝樹氏が会議のポイントを書いています。
そのポイントは、

「会議は原則一時間以内」

という原則を達成するためのポイントです。

並木氏は、このポイントとして5つ挙げていますが、この5つとも、すぐに実行できることです。

1 始まりと終わりの時間を明示する
始まりの時間は明記されていても、終わりの時間が明記されていないことがあります。終わりの時間を、例えば1時間後と明記しておくのです。 こうすることで、終わりの時間に合わせて進める意識が出ます。

2 提案時間を設定する
これは、各担当の提案時間が・・分と職員会議資料に明記することです。提案者は時間を意識せざるを得ません。

3 余計な挨拶や復唱をしない
「皆さんおそろいでしょうか」「はじめてよいでしょうか」と余計なことを言わず、すぐに「職員会議を始めます」と司会が進行させます。 また、復唱する場面もよく見られますが、復唱はしないということをルールとしていきます。
なお、朝の打ち合わせは「挨拶は最初のみ」とします。
4 ポイントのみに絞る
提案者が資料をずらずら読むのはやめます。前年度からの変更点やポイントとなるところを重点的に提案するようにします。

5 人件費の意識を持つ
職員を集めて、1時間の会議を開くということは、人件費として10万円相当だと言います。
会議費は高いのです。

教育トークライン12月号
http://em-tr270.com/L90494/b300/17531