外国人の子に日本語を教える

クラスに外国人の子、いませんか。
その子が、日本語を話せれはよいのですが、日本に来たばかりで「日本語が話せない」レベルだと、国語や算数を教えるどころではありませんね。

そんな外国人の子に対して、白杉亮氏が「びっくりぽんプレゼンテーション」で、こうすれば、日本語がわかる・話せるという教え方を発表しました。

この発表の元になっているのは、「にほんごの日」記念 第2回 新宿日本語学校研究発表会での発表です。

白杉先生は、江副隆秀氏が考案した品詞別のカードを、組み合わせることで授業していきます。
そうすることによって、自然に、動詞、形容詞、副詞などの使い方をマスターできるのです。

例えば、動詞は、
〜〜ます。(例:食べます)
〜〜ません。
〜〜ました。
〜〜ませんでした。
と、動作をつけて、一気に否定形、過去形、過去否定形まで教えます。
一つ、この用例を教えると、他の動詞でも使えるようになります。

これに加えて、「食べもの」から「食べます」というように、名詞と動詞をセットで教えもします。
「消しゴム」から「消します」、「飲みもの」から「飲みます」ですね。
こうやって、語彙が増えていくと白杉氏は言います。

4月には、「だめ」「いや」「なんで?」としか言わなかった子が、「先生、今週の金曜日、沖縄に行きます。だから、日本語学校を休みます。」とまで言えるようになったのです。

また、日本語が話せるようになって、クラスでトラブルも減りました。

日本語が話せない外国人の子に困っている先生、白杉先生の発表から、きっとヒントを得られると思います。

「第2回びっくりぽんプレゼンテーション」ビデオの詳細と購入はこちら
https://bit.ly/2YUwmPZ