「個別評定」は様々な場面で使える

今、レベルアップマガジンに掲載する「個別評定入門」という記事を書いています。
個別評定は、学習の場面だけでなく、生活指導の場面でも、様々な場面で使えるのです。

例えば、こんな例。
給食当番が白衣を身に着けます。その際、帽子の中に髪の毛を入れなくちゃいけないというきまりがあったとします。

これ、指導はいろいろあるでしょうが、個別評定でやることもできるのです。

10点満点で評定します。
3点で合格です。

0点は、私の場合はなしです。とにかく、給食当番をやるなら点はあげます。
1点は、帽子をかぶっていない場合。
2点は、帽子はかぶっているけれど、髪の毛がバサバサ帽子の外に出ている状態。
3点は、帽子の中に髪の毛が出ている状態。
4点以上は、もうアバウトに、おもしろく思いついたことを語っていきます。

給食の担当の先生だったら、給食室前で待って、やってきた子供たちに個別評定しますが、担任の先生だったら、教室の前に並んだ、遅れた子を待つような出発前のちょっとした時間に、こんな感じでやります。

「はい、帽子を見ます。10点満点で3点合格。」
と言って、次々と評定します。
「はい、3点。3点。おしい2.5点、髪の毛が10本出てる。3点。5点、帽子のかぶり方がステキ。6点、ニコッと笑ったから6点。・・・」 なんてやっていくのです。

そして、3点とれなかった子を、もう一度評定すればよいのです。
「おー、髪の毛がバッチリ入った。3.3点。」

「個別評定」はいろんな場面で使えます。
興味のある方は、今後のレベルアップマガジンに期待してください。

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