「教師として大切だと思うことは何ですか」という大きな問いに、教育トークライン1月号で向山洋一氏が答えています。
向山洋一氏は、大切なことは、
「授業」
「統率力」
と答えているのです。
授業については、
「楽しくて知的であること」
と述べています。
そして、
「知的で頭を使い、「賢くなった」と思わせる授業でなくてはならない」
と解説しています。
私なりに言い換えると、「知的な成長」を実感できる授業です。
ただ、それだけではなくて、クイズ的な要素も効果的でよいと向山氏は言います。
「例えば、黒板に右手と左手をわざと位置をずらして置き、「先生は右手の方が長いんだよ」のように言ってみると、「嘘だよ先生!」と子供たちは大盛り上がりになります。」
これは、クイズ的な要素と言うより、
「どんな子でも指摘できる。発言できる。言ってみたくなること」
ですね。
こんな「茶目っ気」あることを授業にもちこむことも、大切なことなのかもしれません。