私には、私なりの調べ方の「鉄則」があります。
「調べる素材を、「時間軸」と「空間軸」に沿って調べる」
ことです。
このことは、以前このメルマガで述べましたが、教育トークライン1月号で木村重夫氏も同様なことを述べています。
「素材研究では、「縦軸」と「横軸」を考える。
縦軸は時間軸だ。
その素材の過去は?その素材の最古は?
その素材の最新は?
その素材の近未来は?
横軸は空間軸だ。
その素材は他地域では?
その素材は外国では ?」
このように、問いを立てて調べていきます。
木村氏は、高野宏子氏の「折り紙」の授業を、具体例として示しています。
過去
・600年前、贈り物や神に捧げる時、折り紙を折った
・足利時代で武士の礼儀。折り目正しい。
・最古の折り紙遊びの本。300年前の浮世絵。
最新(近未来)
・折ると小さくなる良さ
・扇子、エアバッグ
・ミウラ式折り紙ステーション
・ソーラーセイル
外国
・世界のORIGAMI
このように「調べる素材を、「時間軸」と「空間軸」に沿って調べる」の「鉄則」に従って調べることで、調べ方がダイナミックになり、深みが出てくるはずです。
調べ方に困った時は、この鉄則のことを思い出してください。