修了式まで、あと何日?
クラス担任をしている先生には、名残惜しい別れが待っています。
別れに際して、子供たちに、このクラスのよい思い出をもって進級してもらいたいものですね。
そのためのちょっとした授業があります。
それは、「このクラスを漢字一文字で表すと」です。
「絆・金・輪・税・安・金・北・災・令」
と板書します。
「これは何のことですか。」
班や友達と相談させます。
これは、「今年の漢字」であることを伝えます。
今年の漢字とは、日本漢字検定協会が、その年をイメージする漢字一字を募集し、その中で最も応募数の多かった漢字一字を発表しているものですね。 あの京都清水寺で、お坊さんが墨で書いている画像を示すとよいです。
「では、この・年・組を漢字一文字で表すとどうなるか考えましょう」
辞書を使ってもよいです。
思い出を振り返って、当てはまる漢字を考えてもよいです。
ノートに、漢字とその理由を書かせます。
そして、最終的に、一つ選ばせます。
色画用紙に、選んだ漢字と理由を書いて、掲示します。
例えば、
友・新しい友だちがたくさんできた
挑・長なわでクラスの新記録に挑戦した
ずらっと並ぶと、思い出と子供たちの思いが浮き上がってきますよ。