「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること。」

NHKの朝ドラの「エール」は、主人公である古山裕一の小学校時代から始まりました。
そこでは、取り柄のない古山裕一の音楽、作曲の才能を担任の藤堂先生が見抜きます。
そこでの、藤堂先生のせりふが印象的でした。

藤堂先生は、古山裕一の家を訪れて、こう言います。

「前に聞いたよな、得意なものは何だって。見つかったんじゃないか。
人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること。それがお前の得意なものだ。
それが見つかればしがみつけ。そうすれば、道は開く」

この

「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること。」

とは、まさしく「ストレングスファインダー」ですよね。

ストレングスファインダーとは、ギャラップ社が「人間の強み」を34の資質に分類したものです。

それぞれの人の強みは、それぞれ違っています。
この強みは、「頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン」で、「自分がどんなことにモチベーションを感じるのか」なのです。

要するに、「自然に」、ワクワクやる気になる強みというわけです。
これは言い換えると、藤堂先生の言う「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること。」です。

この言い方、自分の得意なことについて、子供たちだけでなく、大人に語るときにも使ってみます。