漢字のドリルが手に入ったので、つらつらと見ていたら、これまでになかったページが見つかりました。
それは「プレテスト」のページです。
漢字のドリルは、
・書き順(画数)を元にした漢字を認知するパーツ
・漢字を覚えるために練習するパーツ
そして、
・覚えているか確かめるテストのパーツ
で、だいたいできています。
漢字の読み方や熟語といったものは、あくまで副次的なものです。
ですが、漢字を覚えるために必須のことがあって、それは、アウトプットなのです。
アウトプットとは、テストをして書いてみるということです。
何度も聞かれて答える(アウトプット)ことで、漢字がきちんと定着していくわけです。
一般に、漢字のドリルでは、漢字1字だけ覚えるのではありません。だいたい5〜10文字をいっぺんに覚えます。
そうすると、覚えているものと覚えていない漢字の濃淡があるわけです。
覚えているものは一回だけのアウトプットでいいでしょう。しかし覚えていないものは5回以上のアウトプットが必要なこともあるのです。
私が今回手にした漢字ドリルには、プレテストと言ってテストの前に、自分でどの漢字覚えたかどうかを確かめるテストがついていました。
そのプレテスト、私は、漢字テストの前日に課題として子どもに家でやってくるよう指示していたものです。
それが漢字ドリルについていました。
これを使えば、とても楽にできます。
このプレテストをきちんとやることで、漢字テストの得点が5〜10%ぐらい上がると思います。
プレテストを大切にして、子供たちが漢字テストでいい点をとり、漢字をしっかり覚えさせてほしいです。