「名前を入れて」褒める 「感謝を伝える」

トークライン2020年5月号に、石坂陽氏が「子供への褒めコメント5」という記事を書いています。要は、「褒め方のバリエーション」です。 昨日は、石坂陽氏の褒め方を取り上げましたので、つなげて紹介していきます。

まず、「名前を入れる」ということです。
褒める時に、その子の名前を入れるというのは常套手段であり、基本的なことだと思います。

名前というのは、やっぱりその人にとっては特別なものです。
名前を呼ばれると、ピッとアンテナが立つんだと思います。とりわけ我がことだと思えて、良い時も悪い時も、アドレナリン?が出ます。

「Aさん、常に真剣に取り組んでいるね。すばらしい。」
という方が、ただの「真剣に取り組んでいるね。すばらしい。」というよりも心に入ってくるのです。
もっとも、悪い出来事の時には、名前を入れない方が良いかもしれません。

次は、 「感謝を伝える」です。
・ありがとう
・助かりました
・嬉しいです
そんな言葉を、教師から伝えます。

私なんか、ちゃっかりしてますから、何かを子供に頼むときにも「やってくれて、ありがとう」と先に感謝を言っていました。
これだと、子供もなかなか断りにくい?ので、必ず引き受けてくれました。

教育トークライン2020年5月号
http://em-tr270.com/L90494/b300/18921