プログラミング教育の系統

今、scratchスクラッチというプログラミングソフトを使って、ゲームを試しに作っています。
思うようにアイテム(スプライト)を動かすことも楽しいですが、間違えてプログラミングしてしまい、思うように動かないプログラミングを修正していくのも楽しいです。

さて、教育トークライン6月号において、許鍾萬氏が小学校6年間で体験させたいプログラミングを、系統立てて解説しています。

まず最初は、アンプラグド・プログラミングです。
これは、コンピュータを使わないプログラミング教育です。
導入段階に用います。
教科書・テキストやワークシートを使って、プログラミング的思考を学ばせるのです。
簡単なフローチャートについて理解したり、実際に書いたりします。

次は、ビジュアル・プログラミングです。
先ほど紹介したscratch(スクラッチ)のようなソフトを使ったプログラミング教育です。
scratch(スクラッチ)以外にも、簡単にプログラミングできるソフトがたくさんあります。

これらのプログラミングソフトでは、ブロックを組み立てるように、簡単に命令を組み立てることができます。
なにより、プログラミングの基本である、「順次処理」「分岐処理」「反復処理」が楽しく学べます。

そして、最終的にはフィジカル・プログラミングです。
これは、実際に、物理的に物を動かしてみる体験です。
自分の作ったプログラムで、目の前にあるモノを思った通りに動かしてみるのは、子どもたちにとってプログラミング教育の醍醐味かなと思います。 ここで、これまで多く使われているのが、マイクロビットという教材です。

6年生で、ここまで体験し学習できたらと思っています。
そのためにも、ぜひ先生自身で、プログラミングを体験してもらいたいです。
教育トークライン2020年6月号
http://em-tr270.com/L90494/b300/19231