楽観的説明スタイルの説明がストンとこない

「マインドセットを学ぼう」のオンラインセミナーで使おうと思って、調べていたことがセリグマン博士の「説明スタイル」です。
結局、自分の心の中にストンと落ちなくて使わなかったのですが、もったいないので記しておきます。

セリグマン博士の「説明スタイル」とは、楽観的な思考と悲観的な思考の人の特徴を示すものです。

楽観的な思考をする人は、良いことがあった時、自分のがんばりが報われたのだと成功の原因を自分のせいだと思います。
けっして「運がよかったから」「あの人がいたから」とは考えないのです。

こうした物事の捉え方を説明スタイルと言うのです。

もう少し詳しく言うと、こうなります。

楽観的説明スタイルは、良い事が起きた時、原因を内的(自分のせい)、永続的(ずっと続く)、普遍的(あらゆる場合で)に捉えます。 そして、悪い事が起きた時は、原因を外的(自分以外のせい)、一時的、限定的に捉えるのです。

私がストンと思えなかったのは、悪い事が起きた時、自分以外のせいにすることです。
運が悪かったとか、あの人がいたからとかと考えて、それからよいことが起こるとは思えなかったのです。

ここは、うまくいかなかった原因を引き受けて、それでも、この悪いことは一時的でずっと続くわけでもないし、影響も一部なので大したことはないと考えるのが、私にはしっくりしました。

うまくいかなかった時、子どもや保護者にだけ原因を求めるのは、結局、問題を解決する方向に進まないと思うのです。