「信用」と「信頼」の違い

コーチングやセミナーについて調べていたら、「信用」と「信頼」の違いについて述べている人がいました。
そういえば、「信用」と「信頼」、特に意識して使い分けていなかったなあと思って、少しばかり調べてみました。

言葉通りに読み取ると、

信用:信じて用いること
信頼:信じて頼ること

で、なんとなく信頼の方が重要な気がしますね。

二つの言葉を使った用例を上げてみます。

信用は、 
・信用を失う
・店の信用を落とす
のような使い方です。

信頼は、
・信頼できる人だ
・部下を信頼する
のような使い方です。

こうやってみてみると、「信用」は過去についての言葉で、「信頼」は未来についての言葉だと分かります。

「信用」は、その人が過去にやってきたことを見て、「評価できる」ことから、信じることができるのです。

一方、「信頼」は、これまでのことを踏まえて、未来に「期待できる」ことから、信じることができるのです。

もう一つ、特徴があります。
それは、「信用」と物質的・モノで、「信頼」は精神的・ヒトで使う傾向があるのです。

信用は、成果なので、モノや数字といった目に見えるものが基準となります。
一方、信頼は、そのヒトそのものに目を向け、これからのことに期待を込めているので目に見えないものが基準です。

調べてみて、納得でした。
やはり、これからも、セミナーやコーチングの信用を積み重ね、信頼されるようにがんばります。