パッと見てわからないのは、発達障害の子には苦手かもしれない

ウェブで、ローソンの新しいPB(プライベートブランド)のデザインが話題になっています。
「おしゃれ」という意見もあれば、「商品名がよくわからない」とという意見もあります。
ついつい、
「これはさっそくローソンに行ってみなくちゃ」
と、物見遊山でローソンに行ってきました。

とはいえ、私の近所にはなぜか、セブンイレブンとファミリーマートがわしゃわしゃあるのに、ローソンはありません。不思議です。 ですから、一番近いローソンまで、わざわざ車に乗って出かけてきたのでした。

ローソンのプライベートブランドの新パッケージは、確かに上品でおとなしいです。
落ち着いた柔らかいクリーム色のパッケージ、おまけに控えめな小さめのフォントで、商品名が書かれています。

商品の写真は、意図的に小さくしてあるか、ないのです。
納豆など写真がなく、一見、小粒のチョコのようです。

ローソンのイメージを上品にしたいという戦略については、私には判断がつきません。
ただ、一見、何の商品かわからないのは確かです。じっとのぞきこんで、3秒くらいかかってどんな商品なのかわかります。
パッと見て、パッと買うのはできないです。

これだと、発達障害の子には不向きです。
視認性、明示性が足りません。
もし、そんな子を学習のためにコンビニに連れて行くなら、大げさですがローソンは避けた方がよいかもしれません。

もう一つ、私が感じたことがあります。
それは、上品なパッケージにそぐわない商品もあることです。
麻婆豆腐やカレー。
パッケージにパンチがないんです。ガツンとくる感じがしません。
食欲をそそられませんでした。

興味のある人は、実際にローソンに行って見てください。