「ね」という話し方の癖

話し方には、人それぞれの癖があります。
もちろん癖はあっていいのですが、ただし、その癖が、昨日取り上げた「えーあー症候群」のように、聞き取りにくかったり気に障ったりするようだったら直した方がいいでしょう。

さて、
私も自分で、話し方の癖を話題にしたからには、自分の話し方の癖がどのようなものか、自分の講座のビデオを見て確認してみました。

「えー」「あのー」という言葉の癖はなかったのですが、接続詞の「で」とともに、終助詞の「ね」がとても気になりました。
かなりの頻度で使っています。

この「ね」のことは、メルマガを書いていて気づいてはいたのですが、こんなにも多用していたとは思いませんでした。

なぜ「ね」を使うのか。ここから、意識して「ね」を使いながら使いながら、考えてみますね。

「ね」を文につけるととつけないでは、話の印象は大きく変わりますね。
たとえば、「・・ですね」のように語尾に「ね」をつけると、途端に話しやすくなリますね。
なんだか、相手の同意がほしいときには、どうしても「ね」をつけたくなりますね。

ですから、私は自分の話す内容に同意してもらいたいと無意識に思っていて、「ね」をつけるのだと思いますね。
結果として、「ね」をつけるのがクセになり、多用しがちですね。

(もう、「ね」をつけるのはやめます)
たしかに「ね」は、便利な語尾です。
やわらかくて親しみやすく聞こえる効果もあります。
ただし、語尾に「ね」をつけすぎると、ちょっと押しつけがましい印象も出てきます。

「ね」
意識して削っていこきます。

皆さんは、自分の話し方の癖を意識していますか。