「ヘルプマーク」を知っていますか

この頃、赤十字のマークのような、でも、赤白が逆になっていて、赤地に白十字のマークを見かけるようになりました。白いハートも描かれています。 背負っているバッグやベビーカーなどに、目立つように札としてつけられていることが多いですね。
このマーク、「ヘルプマーク」と言います。

このヘルプマークは、ヘルプというのですから、何らか助けを必要としているということを表しています。
調べてみると、外見からは分かりにく援助や配慮を必要としている方々がつけているのです。
それは、 神奈川県のホームページによると、義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方などです。 このような方が、援助を得やすくなるよう、そもそもは東京都が作成したマークだそうです。

確かに、見た目では健康そうなのに、難病を抱えていて疲れやすかったり、パニックになりやすかったりする人もいます。
また、妊娠初期の女性も見た目は普通ですが、配慮が必要ですね。

ホームページには、「ヘルプマークをつけた方を見かけたら」という注意書きがありました。

「電車・バスの中で、席をお譲りください。」
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目でみられ、ストレスを受けることがあります。

「駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。」
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。

「災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。」
視覚や聴覚に障がいがあり、状況把握が難しい方、肢体に障がいがあり、自力での迅速な避難が困難な方など様々な方がいます。

ぜひ、このヘルプマークについても、福祉の学習などの機会に、話題にしてほしいです。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/yv4/cnt/f536306/index.html