「ラジオDJ風の作文紹介」

教室では、コロナの三密回避によって、子供同士のコミュニケーションが不足しがちです。何より、自分のことを発表する機会が限られているのです。

こんなことを考えて、クラスにどんな友達がいるか知らせていきたいと、 曽我洋王先生が、サークル冊子に「ラジオDJ風の作文紹介」を書いていました。

紹介する作文は、レベルアップマガジンで紹介した村野聡の作文ワークです。この作文ワークは、 授業で行った後、自分でテーマを選んで書く流れになっています。 こんなテーマです。

・ 家族の中から一人選んで、どんな人か紹介しよう
・ 好きな勉強はなにか。それはどうしてかお話ししよう。

これを家で子供に書いてもらって、曽我先生が給食中に発表するのです。

「私は、 給食中に、子ども達の作文をラジオの DJ の ように読んで紹介していた。
書いた子の名前は、紹介しないものの「こ れはきっと○○くんだ。」「これ、わたしのだ。」 などと熱心に聞いている。
また、面白く書く子も出てきて個性が出る。ぜひ、楽しみしにながら子どもの内面の紹介を活発化させてほしい。」
(ちなみに私は、毎日、全員を読めないの で教室のクリアポケットで掲示している。)

私は、なるほどなあと思いました。ちょっとした工夫で、コミュニケーション不足も補えるのです。